NISHIKATA ACCOUNTING OFFICE

コラム

2018.07.15

会議の場を無駄にしない〜事実の視覚化と共有

わかっていない?/わからせていない?

何か思っていることを、人に伝えたいとき。そんなとき、思っていることを言葉で説明するより視覚で伝えるほうが、はるかに伝わりやすいものです。これから企業としてどうしていきたいのか?そんなとき、難しい話をされて情報共有するよりも、目に見える形で「感覚的にわかるもの」として伝えられるほうが伝わりますし、より理解され、結果として行動にもつながります。

伝えたいことが感覚で共有されてしまえば、指示も一瞬で伝わりますし、お互いの関係性も深まります。そんな好都合な状態を、いかにして得ればよいでしょうか。

 

数字の議論の難しさ

そのためには、自分が伝えたい夢や思いを、思考や言語レベルから体感、感覚レベルに変換してみる必要があります。まずは自分でもイメージを視覚化してみるのです。その上で、相手の脳にもスクリーンがあるのをイメージしながら、自分の視覚情報を相手に伝えてみます。

ビジネスの話として考えます。たとえば経営会議などで、月次決算の数字を眺めながら議論をする、という状況はよくあることでしょう。そこで売上高などをグラフにしてみたり、また資金繰り表を眺めながら今後の行動について検討する、ということも行われるはずです。ただそれらが、視覚情報として共有されるかといえば、なかなか難しいのではないでしょうか。

 

企業活動をイメージ化

当社が提供する経営分析は、大量の数字が並ぶ財務諸表を一つのチャートにまとめ上げます。それは過去の積み重ねがすべて統合され、視覚化された事実です。それまでの営業努力、資金調達、日々の生産活動・・・それらが集約されたチャートであり、企業活動の集大成とも言える「イメージ図」です。

5年分の財務諸表と従業員数から、このようなイメージ図が得られるとしたらどうでしょうか?大量のデータが、情報として意味を持ち始めます。いつまで経ってもわかってくれない・・・そんなモヤモヤ感を持つこともなくなるでしょう。経営者の想いを共有するための手段として、経営チャートをご活用ください。

西方会計事務所は、中小企業の「お金に関するお悩み」を解決するスペシャリストです。組織を再編することはもちろん、経営権を集中させたり、会社を守るための財務DDのことなど、企業に関するお金についてのご相談は西方会計事務所の税理士が解決します。ご相談はお電話、メールなどで受け付けております。ぜひ、ご相談下さい。

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