黒字決算のために、固定費を見る

固定費とは、売上が増えても減っても毎月固定的にかかる経費のことです。例えば、人件費や地代家賃などは、売上が仮にゼロでもかかる固定費となります。

固定費は以下の視点からチェックしてみましょう。

(1)前年と比べる

固定費は、「率」ではなく「額」で把握・管理します。

まず、前年より金額が増えているのか減っているのか、を確かめます。もし大幅に増えている場合は、その原因を確認しましょう。

(2)限界利益の伸びと比べる

限界利益の範囲内で固定費を使えば、黒字になります。逆に、限界利益以上に固定費を使ってしまうと、赤字になります。

そこで重要となるのは、固定費と限界利益の対前年の伸び率です。固定費の伸びを限界利益の伸びの範囲内に収めることがポイントとなります。

(3)増減の原因を確かめる

固定費は、大きく分けると「人件費」「他の固定費」「設備費」です。

それぞれについて、大きく増えている、または減っている場合は、その原因を確かめることが大切です。増えている場合は、その支出が本当に必要だったのかどうかを検証しましょう。

また、経営者の判断で、すぐに減らせる無駄な支出がないかどうかをチェックしましょう。すぐに削減できない支出は「稼働率」に着目します。いくら使ってもかかる費用が同じなら、効率的に稼働させて採算性を上げることも改善方法の一つです。

(4)部門ごとに比べる

営業所別、地域別など、部門ごとの固定費を確認することも重要です。個々の部門で前年と比べて大きく増えている場合などは、削減できるかどうかを検討しましょう。

 

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